副業人材インタビュー

キャリアを活かした副業で福島に貢献

プロフィール

氏名
森田 萌(もりた めぐみ)さん
職業
会社員

地方企業とのマッチングで感じた、人と人とのリアルな繋がり

私は現在、外食チェーンにて広報責任者を務めながら、副業としてフリーランスの広報活動にも携わっております。 これまでニュース映像制作の経験も含め、幅広い広報・情報発信の実務を担ってまいりました。 日々の業務で培ったスキルをより汎用的に試し、さらに磨きをかけたいという思いから、副業を開始しました。 週に1度の打ち合わせや短時間での取り組みを中心に、効率的かつ密度の高い関わり方を大切にしています。 また、ミニマムな組織だからこそ得られる、人と人との繋がりや、現場に触れるリアルな感覚を味わえることに大きなやりがいを感じています。

副業を通してスキルアップに

今回マッチングした写真館の広報をサポートする事業では、これまで経験してきた広く一般の方へ向けた情報発信とは異なり、ターゲットを絞った情報発信を行う必要がありました。手探りながらも、事業者の方と協力しながら進めさせていただき、大変勉強になりました。 また、写真館というクリエイティブな分野の広報ということで、私がこれまで経験してきた映像制作というクリエイティブな仕事と、その後に積んできた広報のキャリアがクロスするようなお仕事をお手伝いできたのはとても楽しかったです。

情報発信を通じてよりよい社会をつくっていきたい

震災があったこと、原発事故があったことを忘れてほしくないという想いがあります。熊本や新潟・中越など、日本はどこでも災害が起こりうるので、教訓として、後世に受け継いでいく必要があると思います。映像の仕事の際、関わりのあった東北については、特にその気持ちが強く、貢献したいと思っていました。そんな中、副業という形で、少しでも関わりを持つことができたことは、とても嬉しいことでした。 過去に起きたことや、東北が今後どのようになっていくかを伝えていくことは、自分自身のキャリアの軸である「情報発信を通じてよりよい社会をつくっていく」にも通じる、私ができることで、意義があることだと思っています。 建物は修復できても、人と人とのつながりは容易には戻りません。福島を離れた方や、新たに福島に関心を寄せてくださる方が、福島に思いを馳せたり、副業という形で地元に関わってくださる機会が少しずつ増えていけば、とても嬉しく思います。

取り組んだプロジェクト

https://pro-fukushima.com/project_04/84497/