副業インタビュー
東北からグローバルに羽ばたくブランドを作ってみたい
プロフィール
- 氏名
- 中川 拓(なかがわ たく)さん
- 会社名
- wanderpeace
服飾業界で培った10年の経験とものづくりの視点を活かして、企業を支援
大学卒業後、東京のアパレル商社で5年間勤務し、海外コレクションブランドの卸先開拓、イベント企画、ブランド認知度向上などに携わりました。その後独立し、アパレルブランドと店舗の運営をはじめました。 現在は、アパレルブランドの営業代行、コンサルティングのほか、学生時代からのダンサーとして活動した経験を活かして衣装制作やスタイリングなどを主業務としています。 商社勤務で培った営業スキルとものづくりの視点を活かして、企業様を支援できることが私の強みです。
東北の豊かな素材と技術を活かしたブランドを立ち上げたい
実は東北への移住を検討していたところ、偶然この事業を知りました。 東北はファッション業界的には、生地や原料、縫製工場に代表される一次、二次産業のイメージがありますが全国や世界に名の通るブランドが少ないので、そのようなブランドを育成出来るように地域全体としてのお手伝いをしていきたいと思っています。 ものづくりの基盤が整った東北の地の利を活かし、生産から流通までを東北ですべてできるような仕組み作りが今の目標です。
震災を乗り越え、新たな魅力を発信する福島
私が思い浮かべる限り1番古い福島の記憶は幼い頃に喜多方ラーメンを食べに行ったことでした。小さいながらに街並みの美しさや、人の温かさにとても良い印象を持った覚えがあります。 父が会津で働いていたため、福島には親近感を持っていたことも影響していたのかもしれません。 社会人になってからも、仕事で福島県を訪れる機会が多々ありました。 全国的には震災のイメージが強い福島県ですが、様々な方とお仕事を通して触れ合ううちに実際には震災からどんどん先に進もうとしている方の多さと、その前向きさに私自身も大きく勇気づけられたことがとても印象深く残っています。 福島は魅力的な人や文化、食材がたくさんあり、調べれば調べるほどおもしろいものがでてくる街だと思います。また、副業をきっかけに、郡山に行く機会もできました。改めて、人がつながる町だと思います。