副業人材インタビュー

副業をしていなかったら今の自分はなかった

プロフィール

氏名
登米 航(とよま わたる)さん
職業
デジタル戦略コンサルタント・マーケティングプランナー

副業をする前から大きく成長出来ました

私は新規事業の立ち上げサポートやコンサルティングを本業としています。コンサル業では、スタートアップ企業の支援や行政のサポートなどの業務をメインに行い、職種は多岐にわたります。その一つとしてドローン・AI関連のプロジェクトの実行経験があり、習得した知識やスキルをどこかで活用できないかと考えていました。そんな中このマッチングサイトで、ドローン開発を行う企業様が課題を抱えているという情報を知り、私の持つスキルを活用することで先方の要望以上のものを提供できると思い応募しました。観光で訪問するのとは違い、地域と深い関係性を構築できたことは私にとって大きな財産になりました。副業を始めてから経験、スキルの厚みが増したことを実感しており、今の自分を形成する大きな要素となっています。

マッチングをきっかけに今も関係が続いています

宮城県出身なので福島には幼い頃から何度も訪れていました。当時は観光客、消費者という立場でかかわりを持っていましたが、副業という形で関わることで、当事者として地域の深層部分へ入り込んだ活動を行えるようになりました。大学時代に地域産業について学び、頻繁にフィールドワークを行っていたこともあり、現地で汗をかいて地域の課題を解決することに対しては馴染みがありました。コンサル業ではスタートアップの段階や一部の課題を解決することをゴールに設定するため、長期的なかかわりを持つことはどうしても難しくなります。今回マッチングした企業様は、プロジェクト開始から4年が経過した今も継続的に支援させていただいており、まさに私が求めていた地域とのかかわり方を実現出来ていると感じています。

目指すは世界!地域と密接な関係を築いて新たなビジネスをつくりたい

長年、いつか地方でビジネスを起こしたいと考えています。福島での副業は私の将来の目標に近づく歩みの一つになると思いました。実際に副業を通して得たものは非常に多く、私を成長させてくれました。もともとの自分のスキルに加えて地域の方との関係性構築、自分の目で現地の状況を知ることで、目指すところがより明確になりました。副業だと地域と密接にかかわることはできますが、どうしても業務委託という形でのかかわりになるため少し物足りなさを感じます。自分で事業を起こすことで地域との関係性をコントロールできる場面が多くなり、私がやりたいことと地域の要望の擦り合わせがしやすくなると思います。そのような関係性で継続的にビジネスを行っていける枠組を作ることが、今後の目標です。地域全体を巻き込んで一緒にビジネスを起こし、日本全国、そして世界へ発信できるサービスを作って地域へ還元したいです。

取り組んだプロジェクト

https://pro-fukushima.com/project_03/10246/