副業人材インタビュー

可能性の種で溢れる福島を活性化させるお手伝いがしたい

プロフィール

氏名
中島 賢喜(なかじま まさき)さん
職業
ECコンサルタント・中小企業診断士

大きな改革ではなく小さな気付きを与える存在に

私は、アパレル業界でのブランドマーケティングや商品企画の経験を経て、現在はECコンサルタントとして仕事をしています。今回マッチングした企業は、会社全体の経営基盤は整っていますが、EC部門については人員が限られていて、担当者が1人で多くを担っている状況でした。大手販売サイトでは非常に良い実績を上げているものの、さらなる成長のために、対話形式での支援を行いました。私は実際に手を動かすというよりも、議題を設定し、ディスカッションを通じて「これからやるべきこと」を明確にする役割を担いました。外部の視点で全体を俯瞰し、気付きを提供したり背中を押す伴走者として支援することを意識して取り組んでいます。

外部の視点で地方企業の成長の一助となることがやりがい

福島県は、友人や好きなアーティストの出身地ということもあり、もともと親近感を抱いていました。そのため、私のスキルを活かして福島に貢献することが出来るのであればぜひお手伝いしたいという気持ちで、福島での副業を始めました。福島の企業と関わる中で、地方の企業には大きな可能性があることを実感しました。一方で、首都圏の企業と比較すると、情報へのアクセスや視点の広がりに課題を抱えるケースも多いと感じます。優れた商品や技術を持ちながら、それをどう広げるか悩んでいる企業が多いという印象です。私のように外部からスキルや情報を提供することで、新たな気付きや成長のきっかけを作れると確信しています。地方の企業は人と人とのつながりが深く、長い関係性を築ける点が魅力です。私はそうしたつながりの中で、企業の成長をサポートすることに大きなやりがいを感じています。

地域の可能性を活かした新たなビジネス創出を目指して

これからも地方企業の支援を続けていくことはもちろん、ゆくゆくは地域の企業と協業して新しいビジネスを作りたいと考えています。私の持つ繋がりを活かして各地域の企業を繋げ、地域の活性化に向けた取り組みを行うことが一番の理想です。福島には、まだ多くのビジネスの種や可能性が眠っていると感じます。実際に訪れることで人や地域に魅せられて土地の人から愛や熱意を感じ、そこからビジネスのヒントを得ることも多くあります。地域が持つポテンシャルを活かし、地元の人々と協力しながら、一歩外に目を向けることで地域全体の魅力を発信し、新しいビジネスの形を作っていきたいです。

取り組んだプロジェクト

https://pro-fukushima.com/project_04/14686/