副業インタビュー

副業をきっかけに自分の専門分野について新たに学ぶことがありました

プロフィール

氏名
水川毅(みずかわ たけし)さん
会社名
長岡造形大学

副業を通して知識を深める

大学でデジタルマーケティングに関する授業を行っているのですが、最新の企業のマーケティング事情や地方の中小企業のSNSマーケティングの知見を深めたいと思い、今回副業という形で福島県の企業と仕事を行いました。実際の企業と関わることで、これまで知らなかった経験やノウハウを得ることができました。また、大まかな内容ではありますが、大学の授業でも副業で得た経験や中小企業の現状等の知識を紹介することもあります。

福島県の企業には伸びしろがある

副業を依頼された企業のように、マーケティングに詳しい人材がいない、そしてそれを補うインプットの時間すらない企業は、福島県に限らず多く存在します。しかし裏を返せば、それは伸びしろとも言えます。例えば私のようなデジタルマーケティングの知識を持った人材が、副業を通してその企業の社員とやり取りを行うことで、マーケティングの知識を得ることができ、それがマーケティングの知識を持つ人材の育成にも繋がると感じました。また、仕事を行っていくと当初の依頼であったウェブサイトやECサイトの分析だけにとどまらず、広告運用をお願いされることもありました。通常であれば、分析はA社で行い、広告運用についてはB社で行うことが多いですが、その分費用がかかってしまいます。しかしそこを一貫して行うことで予算の削減にもなりますし、間接的な手間がないため効率が良いことを改めて実感しました。今回のかかわりを通して、副業の在り方や企業のマーケティングから広告運用に至るまでの課題を再認識できたと思います。

次はリモートでなく対面で

今回の副業はコロナ禍ということもあり、全てオンラインで行う形でした。しかしながら、現地に赴き、対面で話を進めるほうが情報量も多く、より多くの提案や気づきがあるのは事実です。また、福島県の企業との副業を通して福島県の人柄の良さを感じました。その人柄の良さをより感じられるよう、今後は現地に赴いて何か仕事ができたらと考えております。