副業インタビュー

福島県の人たちの純粋さに触れ、また関わりたいと思うようになりました

プロフィール

氏名
櫻井俊輔(さくらい しゅんすけ)さん
会社名
ThreeX Design株式会社

地方の企業のことをより知りたいと思った

元々はLIFE with FUKUSHIMA という福島での生活を体験しながら、受入企業等の方々と共に、課題解決や新たな価値の創造にチャレンジするという1週間程度の就業体験プログラムに参加したことがきっかけです。そこで関わった方から教えていただき、福島県で副業を行うことになりました。福島県で副業を始めて気づいたことは、地方と都市圏の企業とはアプローチの仕方を変えなければならないということです。この副業をきっかけに、地方の企業をより知りたいと感じるようになりました。

まずは既存のツールで

今回マッチングをしたサンワ電装さんが感じていた課題は、勤怠を電子化することや契約書類の電子化など一部業務のDX化が主でした。しかし、お話を伺ううちに、全ての業務にシステムを取り入れるのではなく、エクセルなど既存のツールを利用することで解決ができることにきづきました。DX化というとお金をかけてシステムを導入するイメージですが、地方のようにITに慣れていないような企業はまず、既存のツールなどで対応することが必要であると感じました。

次は教育の分野で福島と関わりたい

私は本業で教育関係の仕事をしているので、今後は福島県の小中学校のICT教育や自治体のDX化に携わりたいと考えております。最近では少しずつ全国でICT教育が普及してきていますが、これから少子化が顕著に問題になる地方では特にICT教育を用いることが必要です。生徒がICTを用いることで、人数が少ない学校でも多くの生徒と交流することができるところが、地方におけるICT教育導入のメリットであると感じています。今回の副業を通して、福島県の人たちの純粋さに触れました。今度はそんな福島県の人たちのために教育の面で何か貢献したいです。