副業人材インタビュー
地域の事業者が自信を持って挑戦できるように
プロフィール
- 氏名
- 宮本 葉月(みやもと はづき)さん
- 職業
- フリーランス
培った経験をもっと必要とする場所へ
ECやマーケティングの仕事に長く携わる中で、「自分の知識や経験をもっと幅広く役立てたい」という思いが少しずつ大きくなっていきました。会社員として複数の部署を経験し、マーケティングから顧客対応、オペレーションまで一通りの流れを学んだことで、業界全体の仕組みが見えてきた感覚がありました。そのうえで、次は自分の力で目の前の事業者を直接支援してみたいと思うようになりました。自分の判断で動き、結果に責任を持つという働き方に挑戦してみたいという思いと共に、働き方や暮らし方を見直す中で、フリーランスという選択肢に強く惹かれました。自分のペースで働きながらも、しっかり社会とつながれること。副業マッチングを通じて地域の事業者と出会い、現場のリアルな悩みや想いに寄り添うことで、これまで培ってきた経験を点ではなく面で社会に還元できるのではないかと感じています。
寄り添うことで生まれる前向きな変化
支援の現場で大切にしているのは、「事業主の思いを否定しないこと」です。 マーケティングの世界では数字や手法の正解が語られることも多いですが、地域の事業者にはそれぞれの想いや背景があります。その方が大切にしてきた商品やサービスの価値を、どうすればより伝わる形にできるかを一緒に考えることを心がけています。 中には知識が足りずに不安を感じている方もいれば、知っていても忙しさから動けない方もいます。そうした方々に合わせて支援の形を柔軟に変え、メンターとして、実務を担うパートナーとして寄り添うようにしています。 提案をきっかけに新しいアクションを起こし、良い効果が生まれたときにやりがいを感じます。事業者の方が「やってみたらお客様が増えました」「仕事が楽しくなりました」と前向きな表情を見せてくれる瞬間は、本当に嬉しい時間です。 一緒に事業の成長を体感し、挑戦の楽しさを共有できたとき、自分の仕事が誰かの力になれていることを実感します。
事業者の想いに寄り添い、歩みを支える
家族が福島にゆかりがあり、いつか自分も関わってみたいと考えていました。実際に副業を通じて事業者の皆さんと出会う中で、その温かさと誠実さに心を動かされました。どの方も自分の仕事や地域を大切に思い、丁寧に取り組む姿勢がとても印象的でした。 外部から関わる立場として、言葉や仕組みを整えることで、事業者の方が自信を持って活動できるようにサポートしていきたいと思っています。 福島の事業者には、人の温かさや地域への誇りがあります。その思いがより多くの人に届けば、地域の可能性はさらに広がっていくはずです。これからも一人ひとりに寄り添いながら、挑戦を後押ししていきたいと考えています。
取り組んだプロジェクト
https://pro-fukushima.com/project_04/15895/
https://pro-fukushima.com/project_04/26634/
https://pro-fukushima.com/project_04/17597/








