ふくしまプロボノチーム

ふくしまプロボノチーム

ふくしまプロボノチーム フィールドワーク(1日目)

2022.7.9
令和4年度

移住者や関係人口が本県の地域課題に無報酬で継続的に関わる「ふくしまプロボノチーム」の活動がスタートしました。
今後、ふくしまプロボノチームでは、福島市飯坂町の安斎果樹園と連携し、フルーツと音楽をテーマにした新しい地域イベントを創り上げ、飯坂温泉に人を呼び込む施策について考えていきます。
チーム活動のスタートとして、福島県副業人材マッチングサイトで募集したふくしまプロボノチームメンバー6名が安斎果樹園を訪問するフィールドワークを行いました。

 

アイスブレイク & イントロダクション

◎安斎果樹園について学ぶ
アイスブレイクを兼ねた自己紹介の後、ふくしまプロボノチームの発起人である安齋 忠幸さんから、安斎果樹園の成り立ちや飯坂温泉の魅力について説明していただきました。除草剤を使わず減農薬栽培に取り組んでいること、化学肥料も使わずに有機肥料のみで果物を育てるこだわりについて知ることで、安齋さんの農業への想いに共感することができました。

◎安齋さんのもう1つの活動、音楽バンド「DEFROCK」について知る
安齋さんの音楽活動「DEFROCK」のライブ動画を視聴し、参加者からは「かっこいい!イベントイメージが湧いてきた!」との声が聞こえてきました。早朝から農作業を行い、その後、県外にライブ活動に出向くことも多いとのことで、果樹園の運営と音楽活動を両立する安齋さんはまさにパラレルキャリア人材そのものです。安齋さん曰く「ライブに来てくれたお客さんが安斎果樹園の果物をネットで注文して食べてくれることも多く、10年以上かけて2つの活動に取り組んできた結果、良い相乗効果が起きている」とのこと。

 

農作業体験

モモ畑で安齋さんから生育状況について説明を受けた後、リンゴ畑に移動して摘果作業を体験。
暑い中、参加者は黙々と作業に打ち込んでいました。

 

ディスカッション

まずはメンバー6名の役割分担を決めることからディスカッションがスタート。議論した結果、それぞれのスキルを生かして3チーム体制を編成することになりました。まずは、プロボノチームのかじ取り役となる「運営チーム」に倉本さんと榊さん、イベントのテーマや集客を考える「広報チーム」に岡部さんと竹浦さん、最後にイベント当日に販売する安斎果樹園の果物を使ったフードメニューの開発を担う「レシピチーム」は稲田さんと井上さんが担うこととなりました。
全員で話し合った結果、3つのチームに属するメンバーは「主担当」という位置づけで、プロボノチーム全員が3つのパートに対して意見・アイデアを積極的に述べることが重要との結論に至りました。ひとりひとりがそれぞれのチーム活動に主体的な関わりをもつことを目指そうと共通認識をはかりました。

 

イベント会場の視察

安齋さんによる案内のもと、飯坂温泉街を散策。
プロボノメンバーは、イベント会場となる旧堀切邸を訪問し、本番のイメージを膨らませていました。

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