移住者や関係人口が本県の地域課題に無報酬で継続的に関わる「ふくしまプロボノチーム」の活動がスタート!
7月9日、10日に福島市飯坂町で行ったフィールドワークでの体験を踏まえ、秋に開催を予定している「音楽×飯坂のフルーツ」をテーマにしたイベントに向けて第1回オンラインミーティングを実施しました。
今後も、定期的にオンラインミーティングを開き、チームメンバー同士の交流を深めながらイベント準備を進めていきます。
はじめに、ふくしまプロボノチーム発起人の安齋さんから、「お金をかけて広告を出して集客するよりも、飯坂のフルーツを使ったスイーツを強く打ち出し、飯坂を楽しんでもらえるイベントにしたい!」というイメージを共有していただきました。
イベントの規模感やコンセプトについて全員の目線が合うことで、最高のイベントにつながっていきます。
前回のフィールドワークでメンバーの役割を大きく「運営」「広報」「レシピ制作」の3チームに分けていたことから、それぞれの進捗を発表し、全員でディスカッション。
【運営チーム】(全体がスムーズに進行するための調整を担う)
・コンセプトを固めて、ロードマップを作成したい。
・運営資金については、投げ銭やスイーツの売上で賄える仕組みを構築し、お金の出入りを可視化できるようにする。
・スイーツに使用する桃のキープをどうするか?(イベント開催時期が本シーズンではないため、現状の収穫状況でどれくらいキープしておくか考えたい)
【広報チーム】
広報チームからは、さまざまな広報ツールの選択肢がある中、限られた時間で何をやるのか提案がありました。
①SNS
・イベント専用のアカウントを開設するよりも、安齋果樹園やDEFROCKの既存のアカウントを活用する方が効果的
・特定のハッシュタグを設定することでメンバー自身や知り合いから広めてもらう。
【レシピ制作チーム】
レシピ制作チームからは、スイーツのトレンド等を研究した市場調査結果と5つのコンセプト案について提案がありました。
・レシピを2〜3点に絞ったものをお客さんに決めてもらうイベントはどうか?
・投げ銭をしてくれた方に割引チケットを配る。
・飯坂温泉の名物の餃子と掛け合わせたスイーツもおもしろいのではないか。
・桃をどのように保存し、有効活用できるのか?イベント開催時期的に旬のリンゴは使えないか?
など想像が膨らみます。
全体の定例ミーティング前に各チーム毎で個別に打合せを重ねるなどイベントの成功を目指し、水面下での頑張りが垣間見える熱いディスカッションとなりました。
フィールドワーク中にアイディアを出し合ったコンセプトをさらにブラッシュアップするため、広報チームの岡部さんを中心に意見を出し合いました。
全員で課題と訴求点を整理した結果、イベントのコンセプトが見えてきました。
【課題・テーマ】
・飯坂町は温泉と果物で有名だが、それぞれの魅力が独り歩きしている印象。そこで、「フルーツ」×「音楽」をテーマに地域の魅力を総合的に発信するLIVEイベントを新しく創りたい。
・安斎果樹園の自慢のフルーツを使ったオリジナルスイーツを考案し、イベントをお披露目する場としたい。
【訴求点】
・飯坂温泉は全国的に熱い温泉として有名。
・飯坂町には、安齋さんのように農業や人情に「アツイ」人がいる。
・旧堀切邸や円盤餃子発祥の地など、飯坂には歴史がある。
「体感100℃(共同浴場の湯口温度50弩 × スイーツの糖度 × 音楽と参加者の熱量)」をイメージコンセプトにイベントの準備を進めていくことにしました。今後、各チームの準備も加速化していくことでしょう!!