弊社は、建築用仮設資材の販売・リースを主な業務としてスタートした会社です。
現行の低層用仮設足場については、先行足場など、住宅メーカー・監督署の努力により、安全対策も徐々に普及し以前のような事故も少なくなりました。しかし、以前にも増して高齢化が進むにつれ、思わぬ労働災害が生まれているのも現状です。
これは、低層住宅に対して労働安全衛生法の適用範囲がないため拡大解釈が多く、職人まかせの安全管理が主流になっているためです。
そこで弊社は、なぜ労働災害が起こるのか、その原因のメカニズムを検証してみました。検証を通しわかったことは、施工計画・仮設計画が一般的にできていないという単純なことでした。当然のように建設・建築・土木工事、どれをとっても計画図はありますが、良く活用されていない物も多くセイフティーアセスメントと言う考えには、ほど遠い事後評価結果システムになっています。
弊社は、労働者だけでなく、企業側のリスクヘッジのためにも、新しい安全管理シミュレーションシステムの研究・開発を通して、本当の安全第一を遂行して行きたいと考えております。