郡山市の大町通り商店街に店を構え、布団や綿製品を販売している創業107年の老舗寝具店。3代目店主の片田尚子さんは、自社製品を通じて福島の豊かな魅力を国内外へ発信したいという思いから、その打ち出し方について副業人材からアドバイスを受けています。
当初の想定を超え、新ブランドの根幹を形作るメッセージ作りや、新商品の企画立案について伴走してもらい、現在も困りごとを気軽に相談できる関係性を築いています。
福島の豊かさを伝えたい
寝具販売を軸に、現代の日常生活に寄り添う愛らしい綿製品(ハンドタオルやハンカチなど)を幅広く手がける片田さん。その根底には、自社製品を通じて「福島の豊かさや魅力を広く伝えたい」という強い思いがあります。 きっかけは、東日本大震災でした。震災後、県外の方と会話する中で福島の状況が正しく伝わっていないもどかしさを痛感。「まずは誰もが気軽に手に取れる日用品を展開することで、福島を発信するひとつの手段になれば」と考え、これまで新たな商品づくりに挑戦してきました。
2017年より最新技術や製品をPRする展示会へ出展していました。さらに自社製品の魅力を広く届けようと、2023年、効果的なアピール方法について外部人材の知見を借りることを決意しました。
寄り添い型の伴走支援
「仕事上の関係にとどまらず、同じ目標に向かって伴走したい」という思いを持った副業人材を選定しました。支援はオンラインミーティングを中心にスタートし、時には現地にも足を運んでもらう形で進みました。
当初は展示会に向けたサポートのみを想定していましたが、打ち合わせを重ねる中でコットンの魅力を伝えるオリジナルブランド「wa. ta .ya(わたや)」のブランドメッセージについても副業人材が作成してくれました。このメッセージを基にブランドコンセプトが完成し、展示会では一目で魅力が伝わるパネルとして掲示することができました。「ターゲット層に響く具体的なアイデアやメッセージを提案してくれて、びっくりしました」と振り返ります。
展示会後も新商品の企画立案や事業課題の整理など、支援の幅がさらに広がっています。片田さんの意見を尊重し、決して否定することなく「壁打ち」相手になってくれる存在に対し、「『こんなことを相談してもいいのかな?』と思うことでも気軽に聞けて、本当にありがたい」と、深い信頼を寄せています。
新たな商品展開に向けて続く支援
現在は、新しい商品展開に向けた構想も広がっています。片田さんの都合やペースに合わせて柔軟に対応してくれる副業人材のスタイルがうまくマッチしており、お互いにとって理想的な関係性となっています。「これからも新しい挑戦を続けていきたい。その際はまたぜひ相談に乗ってほしいです」と、未来を見据えて笑顔で話しています








