喜多方市で卸売業や地域の農産物を使って食品製造を手がける株式会社橋谷田商店では、県内で発生した古紙を再利用したトイレットペーパー「フクメグリ」を展開しています。これまで活用していた営業資料では、商品の背景にある魅力やストーリーを十分に伝えきれていないことが課題でした。新たな見せ方を模索する中、デザインスキルを持つ副業人材とマッチング。本当に届けたい思いが丁寧に整理され、フクメグリの魅力が伝わる洗練されたパンフレットが完成しました。
ストーリーが伝わるブランドへ
フクメグリは福島県内の古紙を回収・再生して作るトイレットペーパーです。当初はシンプルなリサイクル商品として事業がスタートしましたが、現在では日常使いの「定番商品」、企業PR用の「オーダーメイド」、アーティスト支援に繋がる「アートレぺ」の3本柱として展開しています。事業の魅力が増す一方で、既存の資料はリサイクル工程などの事実を伝えるだけの内容にとどまっており、商品の背景にあるストーリーがお客様に伝わりにくいという課題がありました。
また、自社内だけでは「いつもの自分たちの発想に偏ってしまい、新しい見せ方ができない」という悩みも抱えていました。そこで、外部の専門知識を借りて想いを言語化し、デザインの力でフクメグリの真の価値を伝えるための挑戦がスタートしました。
想いや考えを丁寧にヒアリングし、
見せ方を整理
マッチングしたのは、橋谷田商店の思いを丁寧に汲み取る姿勢を持ったデザイナーでした。制作に当たっては詳細なヒアリングシートを活用し、社長の頭の中にあった断片的な思いや構想を一つずつ整理。古紙から生まれる商品を「誰かのラブレターが含まれているかもしれない」と例えた副業人材の感性や親身な姿勢に、「自分事として考えてくれている」と信頼感を抱きました。
完成したパンフレットは、細部までこだわりが詰まった満足度の高い仕上がりとなりました。さらに、データ納品時には印刷会社への細やかな指示出しなどプロとしての高い実務能力や、オンライン対応を感じさせない丁寧な伴走により、社内でも「どの事業をどう育てるか」という価値観を共有できる大きなきっかけとなりました。
ブランドのさらなる成長へ向けた連携
プロジェクトを通じて完成したパンフレットは、今後の営業やPRにおいて強力な武器になります。橋谷田さん、長谷川さんは「今回の最大の収穫は、素晴らしい人材と繋がれたこと」と語り、成果物以上に事業への想いを理解し合える心強いパートナーに出会うことができました。
今後はこのパンフレットを活用しながら、フクメグリのストーリーをより多くの人々へ届けていく予定です。副業人材と今後の連携も視野に入れながら、ブランドのさらなる成長を目指していきます。








